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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

10代のバレーボール人口

10代(小中高生、大学生など)のバレーボール人口は183万人/男性:87万人/女性:96万人
 バレーボール

 笹川スポーツ財団では、2025年6月から7月にかけて「子ども・青少年のスポーツライフ・データ(4~21歳のスポーツライフに関する調査)」を実施しました。10代(小中高生、大学生など)のバレーボール人口(実施人口)は183万人、男子87万人、女子96万人と推計されます。

 この「子ども・青少年のスポーツライフ・データ」の中から、10代のバレーボール人口(実施人口)・実施率の推移を解説します。

1.年1回以上の「バレーボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別(10~19歳)

 2025年の年1回以上の実施率は全体17.1%、男子15.8%、女子18.3%であった。2001年と比較すると全体は3.2ポイント減(20.3%→17.1%)、男子は同率(15.8%→15.8%)、女子は6.9ポイント減(25.2%→18.3%)となった。実施率の推移をみると、全体としては緩やかな減少傾向がみられる。男子は2021年に過去最大の19.4%まで増加したが、2023年以降は約15%で推移している。女子の実施率は増減を繰り返しながらも近年は低下しており、2019年以降は20%を下回る。また2001年には女子の実施率が男子より10ポイント程度高かったが、2019年以降男女の差はほとんどみられない。

表1 年1回以上の「バレーボール」推計人口・実施率の推移(2001~2025年):全体・性別 (10~19歳)
2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 実施率(%) 20.3 21.0 18.3 14.0 16.5 18.8 17.7 14.7 18.9 16.6 17.1
推計人口(万人) 279 270 222 168 197 223 205 167 211 181 183
男子 実施率(%) 15.8 13.3 14.1 11.9 11.9 15.0 14.2 14.0 19.4 15.9 15.8
推計人口(万人) 111 87 88 73 73 91 84 82 111 89 87
女子 実施率(%) 25.2 28.5 22.5 16.1 21.5 22.5 21.7 15.5 18.4 17.4 18.3
推計人口(万人) 169 179 133 94 125 130 123 86 100 93 96

注1)推計人口は住民基本台帳の10代人口(人)に実施率(%)を乗じて算出
注2)推計値を算出する際に端数が発生するため、全体の人口と男子・女子を合計した人口は必ずしも一致しない
笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

 2025年の10代(小中高生、大学生など)のバレーボール人口は183万人と推計される。性別にみると、男子は調査を開始した2001年から24万人減少して87万人、女子は73万人減少して96万人と見込まれる。

2.年1回以上の「バレーボール」実施率の推移(2001~2025年):年代別(10~19歳)

 年代別の実施率をみると、2025年では高校生年代(15~17歳)20.8%が最も高く、中学生年代(12~14歳)19.9%、小学生年代(10,11歳)14.0%、大学生年代(18,19歳)12.1%と続く。実施率の推移を年代別にみると、中学生年代は比較的に増減の幅が大きく、2025年は2001年から5.5ポイント減少している。高校生年代は、2001年から20%前後で推移し、ほぼ横ばいとなっている。大学生年代も同様に大幅な増減はみられず、調査開始以降15%前後で推移している。小学生年代は10%程度で大きな変化はなく、ほかの年代に比べて低い傾向が続いている。

表2 年1回以上の「バレーボール」実施率の推移(2001~2025年):年代別(10~19歳)(%)
2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 小学生年代(10,11歳) 13.0 12.5 14.2 9.0 11.2 13.5 13.7 11.8 15.2 13.2 14.0
中学生年代(12~14歳) 25.4 29.1 20.5 14.5 19.0 22.4 22.1 15.6 26.1 20.4 19.9
高校生年代(15~17歳) 22.3 21.1 19.8 15.6 20.0 19.4 18.6 16.7 18.5 19.1 20.8
大学生年代(18,19歳) 15.7 15.5 16.1 14.5 11.9 16.6 17.1 14.3 15.8 12.8 12.1
男子 小学生年代(10,11歳) 9.5 5.3 8.2 6.6 7.6 5.6 11.5 11.9 15.4 12.3 14.0
中学生年代(12~14歳) 18.5 17.5 14.7 11.6 11.2 17.6 15.7 13.7 27.2 18.0 13.5
高校生年代(15~17歳) 17.2 15.6 16.9 14.5 15.9 16.6 15.7 15.4 20.1 20.5 20.9
大学生年代(18,19歳) 14.4 11.5 13.6 12.6 11.0 15.3 14.7 15.6 13.9 12.8 15.4
女子 小学生年代(10,11歳) 16.4 20.3 19.9 11.6 15.7 21.1 16.1 11.7 14.9 14.3 14.0
中学生年代(12~14歳) 32.6 39.8 26.4 17.2 27.6 28.5 30.0 17.9 24.9 23.0 26.7
高校生年代(15~17歳) 27.8 26.4 23.0 16.8 24.4 22.2 21.6 18.2 16.8 17.9 20.7
大学生年代(18,19歳) 17.2 19.6 18.4 16.5 12.8 17.7 19.6 12.9 17.6 12.7 10.4

笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

 男子の年1回以上の実施率は、高校生年代が20.9%で最も高く、大学生年代15.4%が続く。女子では中学生年代26.7%、高校生年代20.7%の順に高い。男子については、中学生年代を除くすべての年代で2025年の実施率が2001年を上回っている。一方で女子はいずれの年代においても2001年と比べて減少しており、特に中学生年代以上では5~7ポイント程度の低下がみられる。

3.週1回以上の「バレーボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別(10~19歳)

 週1回以上の実施率は、多少の増減はみられるものの調査開始以降横ばいを示しており、2025年は全体7.3%であった。男子は2001年以降緩やかに増加し、2025年は5.8%となった。女子では2005年14.7%が最も高く、その後は増減を繰り返しながらも2019年以降は10%に届かず、2025年は8.7%であった。年1回と同様、週1回の実施率においても男女の差は縮小傾向にある。

表3  週1回以上の「バレーボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別(10~19歳)
2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 実施率(%) 6.1 9.2 8.3 6.0 7.6 6.4 7.3 6.1 7.5 7.0 7.3
推計人口(万人) 84 118 101 72 91 76 85 69 84 77 78
男子 実施率(%) 3.2 3.7 4.9 3.9 3.9 3.6 4.6 4.6 6.5 6.5 5.8
推計人口(万人) 22 24 27 24 24 22 27 27 37 36 32
女子 実施率(%) 9.2 14.7 11.7 8.1 11.7 9.3 10.4 7.9 8.6 7.6 8.7
推計人口(万人) 62 92 69 47 68 54 59 44 47 40 45

注1)推計人口は住民基本台帳の10代人口(人)に実施率(%)を乗じて算出
注2)推計値を算出する際に端数が発生するため、全体の人口と男子・女子を合計した人口は必ずしも一致しない
笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025」調査概要

4~11歳のスポーツライフに関する調査 12~21歳のスポーツライフに関する調査
調査対象 母集団 全国の市区町村に在住する4~11歳 全国の市区町村に在住する12~21歳
標本数 2,400人 3,000人
抽出方法 層化二段無作為抽出法
調査方法 訪問留置法による質問紙調査(4~11歳は個別聴取法併用)
調査時期 2025年6月28日~7月23日
有効回収数(率) 1,320(55.0%) 1,438(47.9%)
主な調査項目 運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・運動部、習いごと、スポーツ観戦、スポーツボランティア、好きなスポーツ選手、健康認識・生活習慣、身体活動、個人属性 等
データの使用申請

最新の調査をはじめ、過去のスポーツライフ・データのローデータ(クロス集計結果を含む)を提供しています。

活用例

  1. 政策立案:所属自治体と全国の比較や調査設計に活用(年齢や性別、地域ごとの特徴を把握)
  2. 研究:研究の導入部分の資料や仮説を立てる際に活用(現状の把握、問題提起、仮説、序論)
  3. ビジネス:商品企画や営業の場面で活用(市場調査、データの裏付け、潜在的なニーズの発見)
テーマ

スポーツライフ・データ

キーワード
年度

2025年度

担当研究者